生涯独身で親元から離れた生活をするということ~いとこの訃報を受けて~

日記
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こんにちは🌷

生活が多様化して、結婚しない人も増えていますね

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いとこ

先日私のいとこが亡くなりました

2023年は伯母といとこ、親子の訃報を聞くことになってしまいました

私よりは年上だけど、まだ現役世代の独身男性

地元から離れてバリバリ仕事をしていたいとこは

数年前に病気を患い、一時期赴任先を地元に帰らせてもらって闘病生活を送っていました

家には伯母といとこ兄一家が住んでいました

治療のかいあって何とか復活し、また元いた赴任先に戻り一人暮らしをしていました

それから数年

伯母が亡くなり、葬儀のために地元に帰って来たいとこ

その時に、もしかしたら再発したかも・・・と話していたようです

でもその時はまだ昔のように明るくニコニコしていたいとこ

先日びっくりする話を母から聞きました

伯母の葬儀からたった数ヶ月しか経っていません

いとこがもうすぐ亡くなりそうで

すでに緩和ケアで入院しているようだと

地元の病院にも緩和ケアの病床の空きがあるけど、すでに移動させられない体の状態なのだと

急な話です

その話で驚いたのも束の間

聞いてから数日で亡くなったと連絡がきました

地元から離れた病院で亡くなったいとこ・・・

一人で

私は想像してしまいました

緩和ケアに移る前はきっと自力で復活していこうと思っていたのでしょう

でも緩和ケアにすると決める時考えたのでは?

母である伯母が亡くなり、実家には兄一家が住んでいます

地元に帰って闘病生活を送るとなると兄一家に面倒をかけてしまう

すでに長く住んでいるいまいる場所で一人で闘病生活を送るしかない、と

いとこの兄一家が緩和ケアの話を知った時、地元の病院で緩和ケアができないか探したようです

ベッドに空きがあり、入院することもできる環境ではありましたが、地元にうつることはなかったようです

最期は毎週末いとこ兄一家は会いに行って少しでも楽になるように、と思っていたようですが、

思いもむなしく行ってもほぼ眠らされている状況

そして別れになってしまいました

私は考えてしまいました

一人での闘病生活、いとこはどんな気持ちだったのだろう、と

気弱になって寂しさを感じる時もあったんじゃないかな

そんな時、誰かそばにいて欲しいと思う時もあったんじゃ・・・

もしかしたら、一人の方が気楽だと思っていたのかもしれません

今となっては気持ちを知ることはできません

想像すると、寂しい時も気楽な時もどちらもあったんじゃないかと思います

日によって、時間によって、きっと気持ちに変化はあったはず

おひとり様

最近は結婚する人も減ってきています

「おひとり様」なんて言葉ができてからも随分経ちます

結婚すれば幸せになるとは限りません

でも、やっぱり、病気や年を取った時、そばに誰かがいてお互いの様子をわかってくれる状況は必要なんじゃないかなと思ってしまいます

結婚という形でなくてもね

そう思ったら、現代人である子供たちには、できればお互いそばにいられるようなパートナーはいてほしいな

私がついていたくても、このままでいくと私が先にいなくなってしまいますからね

そんなことを考えてみたり・・・

実際は

いとこの葬儀は地元でいとこの兄が喪主として行いました

私は行けませんでしたが、母や弟から様子を聞きました

まだ現役のいとこの葬儀には多くの人が参列し、遠方から来てくれた方もいたようです

行けなかった人からも相当数の弔電やお花が来ていたそうです

葬儀場にはいとこの思い出の品や写真がたくさん飾ってあったようです

そこには、小さい頃からの写真はもちろん

病気になる前、趣味を楽しんだり、いろんな人とふれあっている姿

入院してからも多くの人がお見舞いに来てくれて写真を撮った姿など、最後までたくさんの人に囲まれていたいとこが写っていたようです

地元の病院にうつることは、いとこ本人が断ったそうです

私は勝手に地元に戻って緩和ケアをするのを遠慮したのでは?と思っていました

昔の感覚で、結婚していないいとこが孤独のまま亡くなり寂しかっただろうと思い込んでしまっていたのです

でも、実際はそんなことなかったんじゃないかと思います

結婚してようがしてなかろうが、人生楽しむことなんていくらでもできますよね

人はなんでも自分の感覚に当てはめてドラマを作り上げてしまいます

勝手に想像されたいとこはいい迷惑ですよね

いとこはいつもニコニコしていました

写真の中のいとこもニコニコしていたようです

親戚一同誰と話してもいとこの事は「いつもニコニコしていたね」

です

その事実だけ見ても、いとこが孤独だったとは考えにくいです

そして私にとってはそんな笑顔の多いいとこといとこ同士であったことを誇りに感じます

ただ、後悔は

せっかくいとこ同士として生まれることができたのに随分長い間会ってなかったことです

いとこ会をするわけでもなく、母からたまに近況を聞く程度でした

離れて暮らしているからしょうがないですが、もっと会うチャンスがあったんじゃないかな

ということです

できること

いとこはまだ現役で若かったです

きっとやりたいこともまだまだあったでしょう

私もいつ何があるかわかりません

日々の生活に追われて後回しにしてしまっていることがたくさんあります

でも、考えてみたら元気で動けてやりたいことができる期間なんてそんなに長くないかもしれません

一年一年あっという間ですからね

やりたいことはあきらめずに早くからやっていかなきゃ!

いとこの分まで、なんてことは言えませんが

後悔ない日々を送る努力はできるはず

そう教えてもらった気がします

いとこへ

あなたがいなくなったことへの悲しみ、あなたに影響を受けた人はたくさんいるようですよ

私もその一人です

でもちょっと早すぎたよ

向こうでおばちゃんに会って甘えてね

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