子供にとってのおじいちゃん、おばあちゃんの存在の大事さ

子育て全般
スポンサーリンク

こんにちは🌷

お盆も終わりです

今年は去年に続き離れたところから実家を思う人も多かったと思います

スポンサーリンク

家族

私は独身の頃、祖父母も一緒に暮らしていました

生まれた時からそれが当たり前でした

祖父母と一緒に暮らしていると、いろんなことを祖父母から学ぶことになります

両親は働いていたので、学校から帰ってからのおやつを出してくれるのも話し相手も祖父母でした

祖父からは戦争に行った時の話を聞いたこともあります

祖母がくれるおやつは駄菓子だけではなく、甘い卵焼きやくだものの砂糖漬けなどがありました

一緒に住んでいると、わがままも言ってしまうこともあるし、甘えることもありました

でも、怒られたことはほとんどありません

こっちが文句を言ってしまったことは何度もありますが💦

祖父の死

祖父が亡くなったのは小学生のころでした

少し前から入院していたのですが、週に何度かお見舞いに行っていました

お見舞いに行くと、その度に祖父は300円くれました

その300円で帰りに本屋に寄って文庫本を買うのが楽しみでした(当時は300円で買えました)

ある日、

お見舞いに行くと、祖父の顔に酸素吸入器がつけられていました

私たちが来たことがわかると、祖父は祖母に財布を持ってくるよう言いました

そして、1万円札を出して私にくれました

いつも300円だったのに急に1万円もの大金をくれてびっくりしました

父も母も祖母もそんな大金を子供に渡そうとする祖父を止めることはありませんでした

それから数日後に祖父は亡くなりました

台風直撃の日で暴風雨でした

知らせを聞いて家族全員で病院に向かう時、ちょうど台風の目が通過するときだったのか、その時だけ雨がやんでいました

私にとって祖父はいつも優しくて私の味方をしてくれる存在でした

ちびまる子ちゃんでいう友蔵みたいな感じです

そんな祖父の死は私にとってとても大きなことでした

家族の死

アラフィフにもなると、身内の死は何度か経験があるものです

今では祖母、父も亡くなりました

祖母も父も私が結婚して家を出てから亡くなっています

私が大人になったという事もあるのかもしれませんが、衝撃の大きさは祖父の時が一番だったと思います

子供にとって最初の身内の死というのはとても大きな出来事ですね

息子たちのことを考えた時に、数年に一度しか会わない祖父母の死への感覚は同居や近くに住んでいるそれとは違うのかも、と思いました

私の父が亡くなった時、息子たちが、私が私の祖父が亡くなった時の衝撃ほど衝撃を受けたのかどうか、比べようがないのでわかりません

でも、祖父との距離感というのは、息子たちと私の父より私と祖父の距離の方が近かったと思います

コロナ禍

コロナ禍では帰省もままならず、祖父母と離れて暮らす子供たちはおじいちゃん、おばあちゃんの存在がどんどん遠くなってしまう気がします

例えば今年は

おじいちゃん、おばあちゃんの体調が悪くて帰省するとしても、親世代(祖父母から見ると娘、息子)だけが帰る、という決断をした家庭もあると思います

普段からおじいちゃん、おばあちゃんと過ごせる時間が少ない今の子供たち

夏休み、お正月に接することで親の感覚とは違う祖父母世代の感覚みたいなものを学ぶ機会にもなると思います

親は子に責任があるから「かわいい」だけではないですが、祖父母から孫に対してはただただ「かわいい」ようです

そんなおじいちゃん、おばあちゃんに甘えられる機会もこのコロナ禍では減ってしまいますね

とっても残念です

帰省するのも、帰省をやめるのも、どちらも優しさからの決断です

それぞれの家庭の事情があって、周りの人間にはわかりませんね

私の周りにも悩んで「帰る」「帰らない」の決断をした人が何人もいます

ある人は、悩んだ上で帰省することにしたら、

絶対に車で来てはいけない。

先日都会からの車が石を投げられていたらしいから

と言われたらしいです💦

こんな話を聞いて、

私

何も知らない人から非難されてしまうことがあるのは悲しいな

と思ってしまうお盆でした

ホント!やっかいですね、コロナは!!

早くみんなが堂々と行き来できる日が来ますように

ランキングに参加しています クリックしてもらえると嬉しいです

にほんブログ村 子育てブログ 大学生以上の子へ
応援ありがとうございますPVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました