こんにちは🌷
親は究極の時、何を望むのか
そんなことを考えさせられる映画を見ました
映画
コロナ禍になってから映画館には行っていない私
でも、
今は家で映画を見る方法はいくつもありますね
数年前に公開された映画で気になっていた映画があって最近見ました
内容は結構重いものです
タイトルは「望み」
簡単に内容を説明すると
思春期の息子が家に帰って来ない
その日殺人事件が起こった
どうやら息子が帰って来ないのはその事件と関係があるらしい
最近息子はあまり話さなくなってイライラしていた
自暴自棄になる理由もあった
行方不明の男子は3人
そのうち犯人は2人、もう一人は殺されている可能性が高い
息子の可能性は
- 殺人を犯した
- 殺されている
家族の葛藤の映画です
親の気持ち
この映画では両親の息子への気持ちの違いが描かれていました
- 息子は殺人など犯さないと信じる(息子の死を受け入れる)
- 息子が殺人犯でも生きていて欲しい(息子の死を受け入れられない)
あなたならどっちだと思いますか?
私は息子がいるから自分だったら・・・?と考えながら見ました
一方は
殺されてしまっているかもしれないけど、息子は絶対犯人ではない
犯人なわけないし犯人だなんて受け入れられない
死んでしまっているかもしれない
でもそれは犯人ではなく被害者だということ
息子はやってない
もう一方は
息子が人を殺すなんて考えられないしそんなことをする子じゃない
ということは、息子は殺されているという可能性が高い
それはあまりにもツライし考えたくない
もしも生きているなら犯人だという事
であれば、犯人だったとしても生きてさえいてくれれば・・・
生きてさえいてくれれば犯人でも息子を受け入れていく
どちらの感情も親としてはあり得る感情なのかもしれません
考えさせられる映画でした
子供の危機への反応
この映画は犯罪なので特殊ですが
親はおろかなぐらい子供を守るという意識が働くのかもしれません
映画の内容とは全く違いますが思い出した感情がありました
我が家が東日本大震災を経験したことは以前書きましたが
あの時の感情です
普段ももちろん子供を守るという気持ちは常に持っているのが親です
でも緊急の時は普段とは違いました
本能のような感情が芽生えた自覚がありました


何が何でも子供を守らないと!!!
この時の気持ちを思い出すと、親としては当たり前のだけど人としてはどうだったのか・・・と思います
自分の子のことを守るためなら他人の事なんて考えられない!という気持ちがあったからです
もちろん、自分の子の安全が守られた後でなら近所の人や周りの子たちの安否を確認したりしたのですが、子供の安否がわからないときにはそうはいかなかったでしょう
あの災害の時、自分の事より他人のために動いた方の報道をいくつも見ました
すごいと思います
なかなかできることではありません
親というのはおろかなもので、自分の子のためなら他人のことは目に入らなくなってしまうものかもしれません
子供が生きていさえいれば!というこの映画の親の感覚はもしかしたらそれに近いのかな?などと少し考えてしまいました
とは言っても災害と犯罪は全然違いますけどね
さて、
我が夫だったらどうだろう?
自分の事しか考えないような気がする・・・・・😅
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