大学生の国民年金保険料どうする?3つの選択肢のメリットデメリット

お金について
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こんにちは🌷

子供が20歳になると国民年金のお知らせと保険料の納付書がやってきます

保険料の納付はどれを選びますか?

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20歳

以前は20歳になると成人でしたが、今は18歳から成人に変わりました

でも、国民年金への加入は20歳からのままで変わっていません

子供が20歳になると国民年金機構から案内と保険料の納付書がやってきます

子供自身は年金のことはあまり詳しくなくてどうしたらいいかわからないかもしれませんね

だからと言って親もよくわからないこともあります

一緒に勉強して話し合って理解した上で選択したいところですね

学生の場合

子供がすでに会社に入って給料をもらっている場合は給料から厚生年金保険料が天引きされるはずです

でも、学生の場合は納付書が来てから自分でどうするか考えることになります

20歳でまだ学生の場合は選択肢が3つあります

  • 本人がバイト代などから保険料を納付する
  • 学生納付特例制度を使って保険料の納付を後のばしにする
  • 親が代わりに保険料を払ってあげる

選択肢それぞれにメリットデメリットがあります

本人がバイト代などから保険料を納付する

一番単純で順当なやり方がこれですね

納付義務がある本人である子供が納付していくということです

学生とは言えもう大人です

自分のことは自分でということですね

メリット

きちんと20歳から保険料を支払っていれば、将来年金を満額もらえるようになります

20歳からきちんと保険料を支払うことで、もしもの時の障害年金などもきちんともらえるようになります

デメリット

2023年時点での国民年金保険料は

一か月 16590円

結構な金額ですよね

まだ学生にとって保険料はかなり高額に感じる人も多いでしょう

扶養内でのバイトをしている人にとっては大きな割合を持って行かれてしまう感覚になるでしょう

学生納付特例制度を使って保険料の納付を後のばしにする

学生にとって大きな金額になる保険料の支払いを働くまで延期することができる制度が

学生納付特例制度です

バイトなどの収入には制限がありますが、多くの学生が使うことができる制度です

(卒業するまで猶予してほしい場合は毎年度申請する必要があります)

↓日本年金機構の学生納付特例制度のページ

メリット

学生で収入がない(もしくは低い)うちは保険料を払わなくてもよくなります

でも、もし事故などで体が不自由になった時等障害年金をもらうことはできます

支払わなくても権利だけはもらえるというわけですね

デメリット

この制度はずっと払わなくてもよいわけではなく、あくまでも納付を後伸ばしにできるという制度です

社会人になったら追納の納付書が届きます

それを納付しないと将来自分がもらう年金が減額されます

社会人になってすぐに払えない場合10年以内であれば払うことができます

ただ、3年以上経つと加算があります

↓日本年金機構の追納についてのページ

親が代わりに保険料を払ってあげる

学生のうちは親が保険料を払ってあげるということも考えの一つですね

子供が今払ったり、社会人になってまとめて払うのは大変だろうけど、年金は満額もらってほしいと思えば払ってあげたくなるのが親心

資金があれば2年分まで一括で払うこともできて、割引もあります

↓国民年金機構の前納についてのページ

メリット

子供にとってデメリットになる未納を防いで、子供の金銭負担もなくて済むので子供にとってはメリットだけですね

実は親にとってもメリットがあります

親が代わりに払ってあげた保険料は親の社会保険料控除にすることができるのです

所得税の税率は各自違うのでいくらの節税になるのかは個人個人で変わってきますが、もし一括で支払って社会保険料控除として申請すれば数万円の節税効果になるわけです

デメリット

親にとっては子供の学費を払っていたらそれだけでもかなりの金額を支払っているわけです

その上年間20万程度の保険料は家計を圧迫することになる可能性があります

そして親が払うという事で子供は国民年金への理解やしくみをよく知らないまま過ぎてしまいます

できれば子供にもちゃんと理解させてから払ってあげる方がいいでしょう

これはダメ!

払うのもイヤ、学生納付特例制度の手続きをするのもめんどくさい、とほっておいて「未納」になることはよくありません

親元を離れて一人暮らしをしている学生は、手紙が来てもよくわからず放置してしまうことも考えられます

未納にすると、もし学生の間に何らかの病気や事故で障害年金をもらう状態になった時にもらうことができなくなってしまいます

障害年金は等級認定によって年齢関係なくずっともらえる年金です

もちろんもらう状況にならない方がいいのですが、人生何が起こるかわかりません

病気が徐々に悪化して障害年金をもらう状況になった場合、初診の日に国民年金保険料を払っているもしくは払わなくてもよい手続きをしているかどうかが重要になるようです

↓国民年金機構の障害年金のページ

どの選択にしてもいざという時に年金をもらえるようにしておくことがとても大事ですね

どうする?

さて、

私の周りに聞いてみると選択はさまざまです

自分で払う<親が払う≦学生納付特例を使う

という感じです

我が家の長男はどうしていたかというと、

学生納付特例を使っていました

自分のことだから自分で考えて欲しいという考えからです

社会人になってから追納の納付書が届きました

かなり大きな金額なので、今のところ払っていないようです

払わないと自分がもらう時の年金の金額が減額されます

ただ、会社員になる場合、給料から厚生年金が天引きされるようになります

厚生年金は給料によって天引きの金額も変わっていきます

そう考えると、もし追納をしなくても出世したりして自分の給料を増やして厚生年金の支払い金額があがれば先々もらう年金額も減額分を補充できるかもしれませんね

あと、じぶん年金を準備することも必要です

企業型DC、iDeCoやつみたてNISAを利用して今後は自分のことは自分で考えていかないといけない時代のようですからね

次男も20歳になりました

国民年金の加入案内と保険料の納付書も届きました

次男も学生納付特例を使うと言っています

未来

長男は会社員です

次男も会社員になるつもりでいるのですが、先々のことはわかりませんね

もし会社員じゃなくなったら、国民年金のみになります

本当は今、もしくは追納でしっかり払った上で、きちんと調べてしっかり自分の年金を確保する方がいいかもしれません

もう成人

知識を持ったうえで選択するのは本人

それにしても、こういった制度って本当に難しいですよね

学校でもっとしっかり習えればいいのに(習ってるんだっけ?💦)

私も息子のことがなかったら知らなかったこともあったので勉強する機会になりました

子供のことだけではなく自分にも関係すること

知らないで損することのないように、もらう前にもっと勉強しておかないとね

ちなみに

我が家の夫はこういう話にとても疎いので、息子たちは夫には何も相談せず、私に全て聞いてきます😅

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